2023年3月25日ハンドル曲がりの曲げ戻し
2023-03-25新型ジクサー150(ED13N)のハンドルが転倒で曲がってホーンがタンクに接触するようになってしまったので曲げ戻しました。今回は手前に曲がったのではなく上から押されて下向きにも曲がったのでジクサーちゃんには寝てもらって素早く作業行いました。
いままではハンドルが前から後ろに押されたように曲がっていたので電柱や壁に押し付けて作業できましたが、今回はなぜか下方向に押されて曲がったのでジクサーちゃんには寝てもらって作業しました。
壁を使って曲げ戻した時の記事はこちら
目次
作業の様子
作業の様子です。じゃまになる部品を取り外してタンクとの距離が右側とおなじくらいになるように目標を定めてハンドルに鉄パイプを差し込んで手で曲げました。
鉄パイプを1m程に切断
使った鉄パイプはホームセンターで購入したパナソニックの電線管 E25(3.66m、外径25.4mm、肉厚1.2mm、内径23mm。1,500円)です。内径が23mmなのでハンドルの外径22.2mmにちょうど合う感じです。強度も問題ありませんでした。
長さは1mにしましたが、もう少し短くするとバイクでも持ち運びしやすそうです。
ハンドル周りの部品の取り外し
取り外す部品は、ミラー、バーエンド、スイッチ、グリップ、クラッチホルダーです。
ミラー、バーエンド、グリップ、スイッチの取り外し
グリップは以前の作業で取り外して割ってワイヤリングで止めていただけだったので簡単に外せる状態になっていました。初めての取り外しの場合はカッターでグリップを割いて取り外します。
クラッチの取り外し
クラッチワイヤーを緩めてレバーから外してホルダーを取り外します。ホルダーのバンドはマイナスドライバーで少し開くとスルスル外れます。
ワイヤーの取り外し
ホルダーの取り外し
ハンドルの位置の測定
タンクに目印を貼ってタンクとハンドルバーの距離を測ります。曲がっていない(?)右側と同じくらいの距離にするのが目標です。
パイプを使って曲げる
曲げる方向の目印を引いたらジクサーちゃんに眠ってもらい鉄パイプをさして曲げます。
2回目でおよそ目標の距離になりました。
1回目は手加減しすぎて少ししか曲がらなかったので2回目はしっかり曲げていくと少し曲げすぎになりました。
曲げる作業はこの状態ですると簡単でした。それほど曲げたわけではないのでパイプの潰れも分からない程度でした。
部品を戻して完成
取り外した部品を全て戻して完成です。グリップはそのまま使用するのでワイヤリングしてとめておきました。
まとめ
新型ジクサー150(ED13N)のハンドルの曲がりの曲げ戻しでした。
今までは壁に押し付けて曲がりを修正していました。今回も前後方向にも曲がりがあったのでそれは壁を使ってとりあえず乗れる程度には戻しましたが上方向は壁では無理だったことと、前方向の曲がりもハンドルが硬くて十分に戻せていなかったのでパイプを接続して戻しました。
壁を使った曲げ戻す作業は筋肉痛になるかと思うくらいの力が必要ですが1mのパイプを接続すると全く苦労なく曲がりました。
何回も曲げては戻しをしていると素材がもろくなるので危険になりますが、まだ手応え的には大丈夫そうでしたがあと数回でハンドル交換かなと思っています。
3.3mのパイプなのでまだ余りがあります。このくらいのパイプがあると炙ってハンドル角度を変えることも簡単に出来そうです。
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