2022年7月23日ジクサー150にハイスロ
2022-07-23新型ジクサー150(ED13N)にハイスロを入れました。スロットルパイプの交換だけで簡単にハイスロ化出来ました。ハイスロにすることによって純正より少ないスロットルの開け具合でもフルスロットルが出来るようになりました。
ほんの少しだけハイスロとなるカスタマイズです。
目次
純正スロットルパイプ
まず最初に純正パイプのサイズを測ってみました。34mmでしょうか? 縦の方向は直径が小さいようでした。多少楕円スロットルパイプということでしょうか。
部品
必要な部品はスロットルパイプとグリップです。
スロットルパイプ
購入したのはこちらのアクティブ製のスロットルパイプ Φ40です。つくかどうかの事前情報は無かったのですが穴が沢山あるのでどれか合うだろうと運任せで購入しましたが加工など無く取り付け出来ました。スロットルサイズは純正の34mmから40mm になる感じでしょうか。グリップも交換になるのでグリップの購入も必要です。
- スロットル径34mmから40mmへのハイスロ化
- グリップ交換も必要
- アクティブ(ACTIVE) 樹脂スロットルインナーパイプ φ40 1060030
グリップ
グリップはこちらにしました。
- デイトナ PROGRIP(プログリップ) バイク用 グリップ ハンドル径φ22.2用 122mm 耐震ゲル エンド貫通 717タイプ グレー 98041
純正グリップの長さも122mmではないかと思いますが純正状態では少しだけグリップが短いのでバーエンド側に隙間が開きます。少し不恰好にも思えますが隙間を詰めすぎるとスロットルの動きが悪くなると思うので安全の為に必要な余裕なのだと思います。
グリップは色々種類があって悩みました。レビュー見ても良いのか悪いのか…とりあえず一番シンプルで地味そうなものという感じで選びました。
装着したグリップの感じは…もう純正には戻れません。純正は硬くて好みだったのですが滑り気味でした。PROGRIPは程よいグリップ力があって純正の時には難しかったような力を抜いての操作ができます。最初は少し柔らかいことに違和感がありましたがすぐに慣れました。
大きなマイナス点は無いので次も同じものを購入すると思います。
冒険の必要無し
ちなみに左側はいずれ交換しようと思いつつ取り外しが面倒そうで半年してもそのままです。
左用は右用よりさらにブヨブヨ感が多いような触り心地がします。
ハンドルを替えると左のグリップも必要になるので取っておくと良いと思われる
ちなみに純正の左グリップ(品番57211-22D11)はモノタロウで800円ほどのようです。
今回のグリップは、
- 純正には戻れないほどの程よいグリップ感で操作性アップ
- 左は少しブヨブヨする(と思われる)
取り付け手順
取り付け手順です。取り付け時にあまり写真を撮ってなく大雑把な紹介になってしまいました。流れは、
- スロットルパイプに輪っかとグリップをつける
- スロットルワイヤー(引側)の調整ネジを最大に緩める
- スロットルワイヤー戻し側の取り付けネジを外す(しなくても良いかも知れません)
- スロットルボディーを開ける
- 戻し側ワイヤーを外す
- 引側ワイヤーを外す
- スロットルパイプを外す
- 取り付けは逆の手順
です。
スロットルパイプにグリップをつける
事前にスロットルパイプにグリップをつけておきます。スロットルボディーとの滑りをよくするためだと思いますが薄い輪っかも付いていたのでグリップをつける前に通しておきます。
輪っか…最初つけ忘れてやり直しました。ボンドを付けてなくて助かりました。
ドンマイ
グリップは流しの中で軽く石鹸をつけてはめました。使っていてグリップが滑って空回りするようであればワイヤリングやボンド付けをしようと思っていますが半年ほどしても特に滑ることはなく使えています。
ワイヤーの取り付け
最初に引側ワイヤーのタイコを取り付けた後に戻し側のタイコを取り付けるのですが相当ギリギリでした。
戻し側ワイヤーの取り付けはギリギリ
スロットルパイプに取り付けるワイヤーの位置はこのように引き側ワイヤーが下から3つ目、戻し側ワイヤーが4つ目の位置がちょうど良い位置でした。これで純正のスロットルボディーにギリギリ収まるのでこれ以上のハイスロはスロットルボディーの交換が必要になりそうです。
一度取り付けた後に純正の状態を撮影するために戻してみようとしましたが、ワイヤーが痛みそうだったので無理をするのはやめておきました。そのため純正状態の写真がありません。
ワイヤーの位置は引き側ワイヤーが下から3つ目、戻し側ワイヤーが4つ目
スロットル開度
スロットルパイプが取り付け出来たので効果を確認してみるためにグリップに目印の紙を貼り付けて角度が分かりやすいようにして撮影してみました。
残念ながら純正のものを撮っていませんでしたが純正の時はほぼ90度近く回す必要があったような感じだったと思います。データを調べてみると90度という車種は少ないようなので今回は80度位だった想定として違いを比べてみます。
今回のハイスロにするとこのような感じです。10-15度ほどスロットル開度が少ない位置で全開に出来るようになりました。ほんのわずかな違いですがこれだけで持ち替えしなくてもフルスロットルが出来るようになったのでかなりの効果になりました。
効果はマイナス10-15度程度
まとめ
新型ジクサー150(ED13N)へのハイスロ取り付けについてでした。
φ40までの少しだけのハイスロであればスロットルパイプ交換で簡単にハイスロ化出来るので非常にお得なカスタマイズな感じがしました。
街乗りカスタムとしては変化が少なくてあまりカスタマイズ感が無いことと、おそらくわずかながらスロットルが重くなっているのではないかと思うので微妙なカスタマイズと思いますが、モトジムカーナ用としては持ち替えなくても全開操作が出来るようになったので良いカスタマイズなのではないかと思います。
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