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クラッチレバー交換(U-KANAYA)

クラッチレバー交換(U-KANAYA)

最終更新日 2024-01-17 by motokobi

はじめのひとこと

新型ジクサー150(ED13N)のクラッチレバーを交換しました。ブレーキレバー交換記事とあわせてジクサー150に取り付けられるレバーの候補、取り付け作業の様子、実際どのくらい近くなったかについて書きます。

目次

ブレーキに続きクラッチレバーの交換

 

つぎはクラッチレバーの交換についてです。流れはブレーキレバーの交換と似たような感じ。でも、少し違うところもありました。

レバー選択のポイントは、ブレーキレバーの項目と同じになりますが、

目指したこと

レバーを近くする。コケても折れないようにショートレバーにする

です。

先に行ったブレーキレバーの交換の様子はこちら

比較したENDURANCE、ACTIVE! のレバーのことについても少し詳しめに書いていますので参考にどうぞ。

今回取り付けたU-KANAYA

 

U-KANAYA のクラッチレバーを取り付けました。

取り付けたのは U-KANAYA のスタンダードタイプのショートレバーです。

コケても折れにくいショートレバーなこと、「U-KANAYAの製品は元GPライダーの金谷秀夫氏と当社とのコラボレーションによる商品です。」(当社=内商会)の売り文句にひかれたこと、アジャスターの色が後からでも部品注文できそうというところで選んでみました。

U-KANAYA ショートアルミビレットレバー

(実際購入される場合は、ジクサー用で色や「レバー部:133mm(アタッチメント部は含まず)」になっているかよくご確認ください)

その他の候補ではENDURANCE

購入時は在庫なしでしたが、2021年12月現在、少し前から ENDURANCE も在庫が復活しているようです。

交換作業

他に詳しく書いている方が沢山おられるので、

 

作業の要所を中心に流れを簡単に書いてみます。

1. ナットの取り外し

ナットを下から取り外します

2. レバーの取り外し

ナットが取れたらボルトを抜いてレバーを取り外します。

外していくとこの穴の中身が落ちてくるので下に落ちないように手で抜いてからワイヤーを取り外します。

落ちてしまったら掃除とグリスアップが必要、間違ってどこかに行ってしまったらこの部品単品のパーツ品番は設定されてないようなのでアッシー交換3千円のようなかなり痛い出費になりそうです。

 

ここは少し注意かも知れません

3. 新旧の比較

並べてみます。オタマジャクシ分すこし長い感じです。

 

「旧」の方は純正レバーを4センチほどカットして使っていたものです。

4. 取り付け前に確認

新しくクラッチを取り付けるときに、このクラッチスイッチを押し込みながら取り付けます。

無理に取り付けてしまうとこれが壊れて面倒なことになりそうです。

 

ここも少し注意です

5. 新レバー取り付け(クラッチスイッチ付近)

きちんとクラッチスイッチを押した状態で取り付けます。

6. 取り付けボルト

ブレーキと違ってこちらはボルトの根本の部分が平らになっているので穴に合わせて取り付けます。

7. ワイヤー調整

ボルトとナットで取り付けたらエンジンの後ろにあるケーブルの下の平たいナットを緩めて上の長ネジを回してクラッチケーブルの張りを良い感じに調整します。

 

ワイヤーの調整でクラッチの操作感が違ってくるので納得いくまで調整。張り過ぎはNG。

完成

こんな感じになりました。ブレーキと同じく少し長いので転けたときが少し心配です。

2本指で操作するので、アジャスターは一番遠くにしています(取り付け直後の写真は3番目ですが)。ちなみにブレーキは一番近くなる1番で使っています。

どのくらい近くなったか

調整タイプで一番気になるのは実際レバーが近くなるかどうかです。計測してみたところこのような感じでした。

以下の数値はブレーキレバーで計測しての純正との距離の比較ですがクラッチも似たような感じだと思います。

可能になった調整幅

近くするなら5ミリから10ミリ、遠くするなら8ミリから12ミリくらい変更できる感じ

単位[mm]

純正レバーU-KANAYA I番U-KANAYA VI番
一番凹んだ位置89.584.5(-5.0)98.0(+8.5)
オタマジャクシの手前10494.0(-10.0)116.5(+12.5)

調整式なので何番に設定するか決めなければなりません。ブレーキレバーは一番近い設定にしました。

クラッチレバーは握り方によると思いますがレバーを近くするとクラッチ切れる位置がハンドルに当たるくらいになって、2本指で握る場合、ショートタイプでもレバーの長さが少し長くてレバーの先より外から握ることが出来ず先のオタマジャクシに指が当たるのでレバーを一番近くすると操作しづらかったです。

というわけでクラッチ側は純正よりむしろ遠くの位置になりました。遠くにしておくとクラッチワイヤーをしっかり調整すれば二本指でもクラッチ切れる位置でもレバーが指に当たりません。

 

純正より近づけることも出来るし遠くにすることも出来るので、自分で操作しやすい位置を選びました

4本指で握るならばレバーがグリップに当たるまで切れるので一番近くすることが出来て純正よりかなり近くなります。

測定について詳しくはこちらに書きました。

まとめ

U-KANAYA のクラッチレバーに問題なく交換できました。レバーの位置も遠くにしたり近くにしたり試しながらちょうど良い位置を決めることができました。


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