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2021年10月9日リアサスプリロード調整

2021年10月9日リアサスプリロード調整

2021-10-09 0 投稿者: motokobi

最終更新日 2022-02-18 by motokobi

はじめのひとこと

新型ジクサー150(ED13N)の標準のプリロードは2番ですが足つきの為に1番で納車してもらいました。タンデムをしているとフワフワして不安定なのが気になってプリロードを変更したところすごく乗りやすくなりました。
また、タンデムでサイドスタンドがはらいにくくなっていたのが普通にはらえるようにもなりました。

 

プリロードの変更は簡単です。自分で出来ない場合でもバイク屋さんですぐにやってもらえるのではないかと思いますので色々試して一番良い乗り心地のところを探してみると良いのではないかと思います。

記事の最後にプリロード1番と4番の時の足つきの違いについて画像も載せました。

 

購入した工具のことや工具のちょっとした工夫についても書いてみました。

目次

プリロード1番では少し問題が

基礎知識

プリロードは体重に合わせるのが基本のようです。体重が重い人はプリロードを高く、軽い人は低くですね。

そのような調整すると、乗り込んだ時の沈み込み具合が体重によらず同じ程度になるようにできてバイクが本来持っている性能に調整できるという感じですね。

 

プリロードが1番だと足つきには良いけどタンデムでは重くなるからか少しフワフワし過ぎるかな…

ジクサー150はリアサスのプリロードが簡単に調整出来ます。納車時にはとにかく足つき優先ということで一番弱い1番の位置に調整してもらっていました。

しばらく1番で乗っていたのですが、タンデムすると特に曲がる時にバイクがフワフワ不安定で運転しづらいことに気づきました。

プリロードの基本からもタンデムをすると全体の体重が2倍になるのでその分プリロードを高くする方が良いはずです。

目指したこと

リアサスのプリロードを変更してタンデム時の不安定なふわふわ感を解消する

ジクサー150のプリロードの初期値は 2番、ジクサー250は4番らしいので同じ4番にしてみます。(追記:最終的には3番となりました)

ジクサー150取扱説明書より

調整の目印はここ

 

車体の右側から赤いスプリングの下をのぞいてみる

右からのぞいてこの目印の位置に上の部品の波波が階段になっている部分の凹んだところを合わせます。

階段の数を数えると7個あるので7段調整です。

調整幅

ジクサー150のリアサスの調整幅は 7段階あります。

使った工具(フックレンチ)

プリロードを調整するためにフックレンチを使いますがジクサー150には付属していません。

サイズは70mmです。小型で携帯性も高いのでこのタイプの薄い複数サイズに対応したものが良いかも知れません。工具箱でもあまり邪魔になりませんが工具が薄いので少し手のひらが痛いかも知れません。

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1,2回調整するだけならバイク屋さんにお願いするでも良いかも。

フックレンチのちょっとした工夫

モトジムカーナの度に1番に変更して終わったらまたタンデム用に3番に戻してとやっていると、レンチが板なので手のひらの痛さと微妙なグリップの不足が気になってきました。グリップに巻くといえばテニスのグリップテープ…ということで巻いてみました。すぐに汚れると思いますがグリップが良いのでかなり使いやすくなりました。

調整の様子

 

フックレンチがあれば簡単に調整できますが結構力は必要です。フックが外れて手をすべらせると少し…いや相当痛いと思われます。

ジクサー250はリアカバーを外さないと調整出来ないようですが、ジクサー150はそのまま調整できてです。

バネの下にある引っ掛け用の切り欠きにフックレンチをかけて頑張って回します。

調整方法

70mmのフックレンチをかけてかなりの力を込めて回す。レンチが外れて怪我しないように注意。

調整結果

 

目論見通りタンデムしやすくなりました。

1番から4番にすると後ろが上がった感じになります。

後ろに乗っても明らかに乗車位置が高くなったことが分かります。

リアシートも元々前下がりなところがもっと前下がりになるのでさらに乗り辛くなってしまいました。

ただ、運転してても後ろに乗っていても断然4番の方がフワフワ、フラフラしないので快適になりました。

サイドスタンドの操作にも良い影響あり

走行中に運転しやすくする目的でのプリロード調整でしたが、プリロードを上げることにより車高が上がったのでタンデムしたままでもサイドスタンドの操作が問題なく出来るようになりました。

リアシートをなんとかしないといけなく….

リアが上がったことでリアシートをなんとかしないと後ろが乗りづらくて仕方ないので改良が必要です。

その後 3番に変更

 

タンデムのしやすさのさらなる改善を求めて番手を3番に変更。最良の番手は体重によりけり。

しばらく4番で乗っていましたが3番ではどうかと変更してみると、フワフワした不安定は解消したまま少し優しい乗り味になったので、今のところ3番がベストになりました。体重によって合うセッティングが違うと思うので色々試してみると良いと思います。

 

正しいセッティング的には3番は弱過ぎな感じですがノロノロしか走らないので3番でちょうど良い感じがします。

タンデムしてのサグ出しはしてませんが、もししたとすると3番では車高落ち過ぎと思われます。この状態でタンデムするとタンデムではノロノロしか走りませんが、それでもリアがビヨンビヨン仕事しているのが分かりますが、一人乗りで1番だといつも腰高な位置にいるだけで仕事しているところをなかなか感じることが出来ません。

足つき雑談

プリロード1番にしてタンデムすると一人乗りではあり得ないくらい足つきが改善します。タンデムに慣れないと足つき改善効果よりも重量増加への対応の方が大変ですが慣れると足つきが良いので楽になります。

ただ、その状態ではサイドスタンドが跨ったままではかけ辛くなります。プリロードを上げるとサイドスタンドのかけ辛さが改善しますが足つきが元に戻ってしまいます。

 

一長一短ですね。

ちなみにモトジムでは

今のところ1番一択です


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