2021年8月9日 調整式アイドルストップスクリュー
2021-08-09最終更新日 2021-12-15 by motokobi
アイドリングを調整したい
ジムカーナの練習をしていると、アクセルオフからのアクセルオン時に発生するドンツキと言われる現象が気になります。
良く行われる対応として「アイドリングを上げる」という方法があるということで、ジムカーナの時は上げて通常走行では元に戻すというように簡単にアイドリングを調整出来るようにします。
部材
- (ホームセンター) キャップボルト… M5 x 30mm
- (ホームセンター) バネ … 線径 0.7mm x 直径 7mm x 40
元ついているスクリューを外す
元のスクリューはイモネジが 7mm のナットで止まっているのでナットを緩めて外します。
M5キャップボルトに交換
M5キャップボルト 30mm に 0.7mm x 7mm のバネを入れて元のアイドルストップスクリューと取り替えました。バネを縮めて押し込むのにかなり苦労しました。
バネはもう少し強力(線径 0.8mmあたり?)な方が安心出来る感じです。今回使った線径 0.7mm だと勝手に動いてしまわないかと少し心許ない感じ。
スロットルケーブルの調整も同時に
スロットルケーブルの遊びはサービスマニュアルによると 2-4mm。納車時は 4mm な感じに調整されていましたが、ジムカーナでみると遊びが多いと操作がしづらくなるのでギリギリまで詰めました。左右にハンドル切って 2mm ちょっと切るくらい。
これでスロットルの開け初めの操作が格段にやりやすくなりました。
効果は
最近のコンピュータ制御されているバイクは、昔ながらの今回の方法で一旦アイドリングを上げてもコンピュータが働いて自動で元に戻してしまう車種もあるそうです。
SUZUKI ジクサー150 2021年式もコンピュータ制御されていて自動で 1500rpm に戻ろうとする感じがしますが、微妙なところで少し上げた状態になるポイントがある感じでした。
取り替えた調整式のスクリューは調整が微妙すぎて減速ギアが欲しい感じです。調整出来なくは無いけどちょっと行き過ぎるとすぐ +2000rpm のような感じになっていきなり 6000rpm までブン回ったりする感じでコンピュータと折り合いを付けながらな感じでなかなか難しいです。
ホドホドで妥協してちょっとアイドリングが上がった感じになるだけでもドンツキは大幅に改善されて乗りやすくなりました。
改善点
つまみがあるともう少し微妙な調整がしやすい感じ。バネレートを上げてもう少し固定力を増したいところ。
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サービスマニュアル見るとアイドル調整ネジは絶対に緩めたり外さないでくださいって書いてあったので、外すの躊躇しましたw
コンピュータが自動で 1200rpm 程度に調整しようとするところを調整ネジで無理やりアイドルアップをする感じになるのでコンピュータにとっては正常な状態ではないのではないかと思います。
わたしのジクサーちゃんは、ずっとアイドルアップ状態に調整して走っているとだんだんおかしくなってくるので、2,3本走ったら一度(およそ)元の位置に戻してしばらく軽く走ってからエンジン停止する。次に走る時はスタート前にアイドルアップして…のようにしながら走っています。
安全系の人はアイドルアップ禁止だそうでアクセルワークでなんとかするそうですが…